京都嵐山 散策

女将 - 7月 8th, 2014

2013年9月16日 – 台風18号の影響で、数十年に一度の大雨となった京都。観光名所の嵐山・渡月橋にも橋脚が見えなくなる高さまで桂川の濁流が押し寄せ、橋の上にまで水があふれたのがほぼ一年前ですが……..。

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橋桁は補強され、周辺のお店や町並みは見事に復活されていました(^^)

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2013年7月にリニューアルオープンした京福電鉄嵐山線、通称”嵐電”の嵐山駅。「はんなり・ほっこりスクエア」の愛称がある嵐山駅は、このリニューアルで”もっとも京都らしい駅”と言ってもいい程に変貌を遂げました。中でも目玉は「キモノ・フォレスト」と呼ばれる京友禅による装飾です。

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「キモノ・フォレスト」とは、京友禅の生地をアクリルで包み、高さ約2mのポールにしたものを駅構内や線路脇のいたる所に設置し、京友禅の林に見立てたものなのです。嵐山駅の敷地全体を覆い尽くす京友禅の柱はなんと600本!これにはただただ圧巻です!

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次に訪れた場所は、世界遺産でもある天龍寺。

室町時代に建立された神社で、奈良県吉野で亡くなった後醍醐天皇の菩提を弔うために、足利尊氏が創建した場所です。500円払って入園します。

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天龍寺は、庭園がすべてです。天龍寺が世界遺産に登録されているのは、
この庭園があるためです。

天龍寺庭園は、鎌倉末期の高僧、夢窓疎石の作庭と伝えられているようです。

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その天龍寺にある庭園は、とても広いだけでなく美しく、世界文化遺産に認定された「曹源池庭園」もあります。そして、6月はその庭園の紫陽花が見頃を迎えています。

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太陽の光が差し込んだ竹林……..。

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庭園を歩いていくと、大きな「硯」を模った石。
帰ってから調べてみると、天龍寺には有名な大きな龍の絵があるのですが、その絵を描く際に60人余りの僧が墨をすったと言われています。この硯は、龍を描いた画伯などを偲ぶために作られたものだという事ですが、今ではここでお参りすると「書道が上達する」と言われているちょっとしたパワースポットになっているようです。

もちろん私もお参りしました∨(^^)∨

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木々の形、配置、置石の配置、滝の流れなど全てのことが計算されている日本庭園。

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沢山の方が、縁側に座ってお庭を眺めながらの日向ぼっこでしょうか?

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蓮の花が綺麗に咲いていました〜♪

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天龍寺

住所: 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町
電話: 075-881-1235
最寄り駅: 嵐山(京福線)駅[出口]から徒歩約4分-
予算: 大人 500円/小学生以上 300円

 

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