今年も2月27日にイカナゴが解禁になりました。イカナゴと言えば釘煮ですよね。写真はイカナゴの親(かますご)の佃煮ですが、子持ちで身がふっくらとしたかますごの佃煮は一度食べるとやみつきになり、釘煮では物足りなくなりますよ!!
イカナゴの釘煮の予備知識
兵庫県淡路島や播磨地区から神戸市にかけての瀬戸内海東部沿岸部 ではイカナゴはいかなごの釘煮という郷土料理で親しまれています。佃煮の一種で、水揚げされたイカナゴを平釜で醤油やみりん、砂糖、生姜などで水分がなくなるまで煮込む。この際、箸などでかき混ぜるとイカナゴが崩れ、団子状に固まってしまうため一切かき混ぜない。炊き上がったイカナゴは茶色く曲がっており、その姿が錆びた釘に見えることから「釘煮」と呼ばれるようになったと言われています。